GeoJSON ↔ WKT コンバーター
GeoJSON と WKT (Well-Known Text) フォーマット間で変換します。PostGIS、QGIS、空間データベースワークフローに欠かせないツールです。
WKT とは?
Well-Known Text (WKT) は、ベクター幾何オブジェクトを表現するためのテキストマークアップ言語です。以下の用途で広く使用されています:
- PostGIS — PostgreSQL 空間拡張
- QGIS — デスクトップGISアプリケーション
- 空間データベース — Oracle Spatial、SQL Serverなど
- OGC標準 — Open Geospatial Consortium フォーマット
使用方法
GeoJSON → WKT
- **「GeoJSON → WKT」**変換モードを選択
- GeoJSONファイルを貼り付けるまたはドラッグする
- PostGISクエリやQGISで使用するためにWKT出力をコピー
WKT → GeoJSON
- **「WKT → GeoJSON」**変換モードを選択
- WKTテキストを貼り付け (POINT, LINESTRING, POLYGONなど)
- GeoJSONをダウンロードまたは地図上でプレビュー
特徴
✓ 双方向変換 — GeoJSON ↔ WKT の両方向変換
✓ すべての幾何タイプ — Point, LineString, Polygon, Multi*, GeometryCollection
✓ 即時プレビュー — インタラクティブマップで結果を確認
✓ PostGIS対応 — WKTを直接SQLクエリにコピー
✓ バッチ対応 — 複数のフィーチャを一括変換
✓ EWKT対応 — SRID付き拡張WKT (例: SRID=4326;POINT(...))
利用ケース
🗄️ PostGISへのインポート — GeoJSONをWKTに変換してSQL INSERT文に使用
🗺️ QGISからのエクスポート — WKTをGeoJSONに変換してウェブマッピングに利用
🔍 空間クエリ — ST_GeomFromText()関数でWKTを使用
📊 データ移行 — 異なるGISシステム間で幾何データを転送
🧪 テスト — 空間分析のために幾何データを迅速に変換
WKTフォーマット例
Point
POINT(30 10)LineString
LINESTRING(30 10, 10 30, 40 40)Polygon
POLYGON((30 10, 40 40, 20 40, 10 20, 30 10))穴のあるPolygon
POLYGON((35 10, 45 45, 15 40, 10 20, 35 10),
(20 30, 35 35, 30 20, 20 30))MultiPoint
MULTIPOINT((10 40), (40 30), (20 20), (30 10))拡張WKT (EWKT)
SRID=4326;POINT(-122.4194 37.7749)PostGIS統合
GeoJSONをWKTとして挿入
sql
INSERT INTO cities (name, geom)
VALUES ('San Francisco',
ST_GeomFromText('POINT(-122.4194 37.7749)', 4326)
);PostGISからWKTをクエリ
sql
SELECT name, ST_AsText(geom) as wkt
FROM cities
WHERE ST_DWithin(geom, ST_MakePoint(-122.4, 37.7), 0.1);ヒント
💡 PostGISでWKTを使用する際は常にSRIDを指定 (通常GPS座標では4326)
💡 EWKTフォーマットを使用して座標系を保持
💡 WKTを検証してデータベース挿入時のエラーを回避
💡 座標の順序に注意 — WKTは (X Y) = (経度 緯度) を使用
💡 精度に注意 — 小数点以下の桁数が多すぎると空間クエリが遅くなる可能性あり
関連ツール
- GeoJSON ↔ TopoJSON — TopoJSONとの相互変換
- Shapefile → GeoJSON — Shapefileを変換
- CRS Converter — 座標系を変換
- GeoJSON Minifier — ファイルサイズを削減
技術的詳細
対応幾何タイプ
- Point, MultiPoint
- LineString, MultiLineString
- Polygon, MultiPolygon
- GeometryCollection
座標系
- WGS84 (EPSG:4326) — デフォルト
- SRID付きEWKTで他の座標系をサポート
入力フォーマット
- GeoJSON: Feature, FeatureCollection, Geometry
- WKT: 標準OGC WKTフォーマット
- EWKT: SRIDプレフィックス付き拡張WKT
出力フォーマット
- WKT: クリーンなOGC準拠テキスト
- EWKT: SRIDプレフィックス付き (オプション)
- GeoJSON: 標準RFC 7946フォーマット
よくある質問
Q: WKTとEWKTの違いは何ですか?
A: EWKT (Extended WKT) は座標系のSRIDプレフィックスを含みます。例: SRID=4326;POINT(...)。標準のWKTにはSRIDがありません。
Q: Z座標付きの3D幾何データを変換できますか?
A: はい、WKTとEWKTはZ座標をサポートしています。例: POINT Z (30 10 5)。
Q: PostGIS 3.xで動作しますか?
A: はい、WKTフォーマットはすべてのPostGISバージョンと互換性があります。
Q: 大規模なデータセットを変換できますか?
A: はい。ただし、非常に大きなファイル (>100MB) の場合は、GDAL/OGRコマンドラインツールの使用を検討してください。
Q: WKTの座標順序はどうなっていますか?
A: WKTは (X Y) = (経度 緯度) を使用しており、GeoJSONと同じです。
Q: Oracle Spatialで使用できますか?
A: はい、Oracle SpatialもSDO_GEOMETRYを介してWKTフォーマットを使用します。
Q: WKT出力にSRIDを追加するにはどうすればよいですか?
A: 「EWKTフォーマット」オプションを有効にして、出力にSRIDプレフィックスを含めます。